恵美須神社 航海安全

　栄西禅師が建仁寺を創建する際、鎮守社として建てたのがはじまり。日本の三大ゑびすの一つに数えられている神社です。
　臨済禅を学ぶために宋に渡った栄西禅師が宋から帰国する途中暴風雨に遭い、船が沈没しそうになりました。その時、波間に光るものを見つけて拾いあげてみると、なんとそれはえびすの神さま。そこでえびす神に航海安全を祈願したところ、すぐに波が静まり、無事帰国することができました。この奇跡に感謝した栄西禅師は、建仁寺を創建するよりも先にえびす神を祀る恵美須神社を建てられたのだそうです。

　えびす神といえば、商売繁盛の神さまで有名ですが、恵美須神社では、創建のいわれから航海安全のご利益でも崇敬を集めています。