禅居庵 災難除け・七難除け
寺伝によると、1326年、元の高僧・大鑑清拙大師は、時の執権・北条高時に来日を熱心に請われ、日本に行くべきがどうか迷っていた時、目前に猪に乗った摩利支尊天が現れ、「わたしもあなたについて海を渡って日本にとどまり、いつまでも日本の民衆を利益し、国家を鎮護しよう」と告げられました。その言葉に力づけられた清拙大師は、清浄な泥土で手づから摩利支尊天像をつくり、それを袈裟に包んで荒波を越え日本に渡ったと伝えられています。その像が禅居庵の本尊・摩利支尊天像(秘仏)です。
摩利支尊天は陽炎を神格化した女神ともいわれ、あらゆる災難を防いでくれるといわれています。禅居庵の摩利支尊天像は、7頭の猪の背に乗った六臂の童女神。7頭の猪の背に座っていることから、とくに開運、七難除けに霊験あらたかと伝えられています。
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- 住所:
- 京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町146
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- TEL:
- 075-561-5556
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- 時間:
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- 料金:
- 参詣無料
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- HP:
- 禅居庵
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- アクセス:
- 市バス「四条京阪前」「東山安井」「清水道」徒歩約7分
京阪本線祇園四条駅 徒歩約7分
阪急京都線河原町駅 徒歩約10分