水火天満宮 水難火難除け
京の都の水害、火災を鎮めるために創建された水火天満宮。
菅原道真公の死後、京の都は道真公の左遷に関わった者の変死や落雷などが続いたため、醍醐天皇は道真公が師と仰いだ延暦寺の尊意僧正に祈祷を命じました。命を受けた尊意僧正は、大雨の中比叡山から急ぎ御所へと向かいましたが、鴨川の水があふれ渡ることができませんでした。そこで尊意僧正は神剣をかざして祈ったところ、川の水が二つに分かれ、石の上に立つ道真公の姿が現れました。しばしの問答の後、道真公は天に消えたかと思うとたちまち雷雨が止み、尊意僧正は無事に御所にたどりつくことができました。水火天満宮の境内には、この時道真公が降り立ったとされる「登天石」が残っています。
水火天満宮が鎮座する当地はかつて尊意僧正の別邸があったところで、そこに道真公を祀ったのがはじまりといわれ、現在も水難および火難除けの神として信仰を集めています。
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- 住所:
- 京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10(堀川通寺ノ内上ル)
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- TEL:
- 075-451-5057
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- 時間:
- 参拝自由 ※0時消灯
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- 料金:
- 参拝無料
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- HP:
- 水火天満宮
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- アクセス:
- 市バス「天神公園前」下車すぐ
京都市営地下鉄烏丸線鞍馬口駅 徒歩約10分