おみくじの歴史
おみくじの元は、神さまのご神意を伺うために神職が行った占いであるといわれています。おみくじがいつ誕生したかは定かではありませんが、このような占いの習慣がいつしか形を変え、おみくじへとつながっていったと考えられます。いずれにせよ、悩んだり、迷ったりした際、神さまからのお告げを求めているという点で共通、つながりを感じます。
一説によると、現在のおみくじのルーツは中国の『天竺霊籤(てんじくれいくじ)』にあるとされ、これが日本に伝わり、天台宗の中興の祖といわれた元三大師(慈恵大師良源)の名前を冠し、『元三大師御籤』として広まったといわれています。そのため、比叡山横川にある元三大師堂は「おみくじ発祥の地」ともいわれ、碑が立っています。
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