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勝尾寺 |
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775年に摂津国司藤原致房の双子の息子である善仲・善算と光仁天皇の皇子である開成によって創建されたのがはじまり。当時は「弥勒寺」と呼ばれていました。 |
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その後、清和天皇の御世、病気を患われた天皇は当寺の六代座主・行巡上人に下山して病気平癒の加持祈祷をするように命じられました。しかし修行中のため下山できないと断られたため、それでは下山しなくてもよいので加持祈祷をして欲しいとの頼みを受け、行巡上人が加持祈祷をしたところ、天皇の病は無事平癒。 たいそう喜ばれた天皇は、自ら行巡上人のもとに足を運ばれました。朝威を恐れず、召喚に応じなかった行巡上人のもとに、逆に天皇が臨幸されたことから、「ここはまさに王に勝った寺、「勝王寺」である」と命名されました。しかしそれはあまりに恐れ多いと”王”を”尾”に控え、「勝尾寺」と称するようになりました。 以来、勝運の寺として信仰を集め、源氏や足利氏などの武将たちも勝運祈願に訪れています。 |
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現在は「人生のあらゆる場面に勝つ寺」として、受験や厄除け、病気、スポーツ、商売など、あらゆる勝負事の勝運を授かりに訪れる参詣者が絶えません。 勝尾寺で授かる「勝ちダルマ」は勝ち運が授かるお守りとして、大変人気の授与品です。 境内にある「勝ちダルマ奉納棚」には、勝ち運を授かった方が奉納された「勝ちダルマ」がたくさん置かれています。 |