総持寺 |
平安時代、料理の名手としても知られた中納言藤原山蔭によって創建されたお寺。 |
山陰卿の父である高房卿が太宰府に赴任の途中、船で淀川を下っていると、漁師たちに捕まった一匹の大亀を発見しました。高房卿は、「今日は観音様の縁日です。どうかその亀を私に譲ってください」と自分の着物と交換し、大亀を川に返してあげました。 その翌日のこと。幼い山陰卿を継母が命じて海へ落とすという事件が起きました。高房卿が一心に観音様に祈ったところ、昨日助けた大亀が山陰卿を背に乗せ、連れ帰ってくれました。観音様の慈悲に感謝した高房卿は、観音様の造立を決心。しかしほどなくして亡くなってしまいました。そこで亡父の遺志を継いだ山陰卿が千日を費やし造らせたのが、総持寺の本尊である亀の背中に乗った千手観世音菩薩です。 |
本尊製作中、山陰卿は仏師に毎日違う料理を饗したといわれ、以来、総持寺は料理の寺としても信仰されています。 毎年4月18日に包丁と真魚箸だけで魚を調理する「包丁式」が行われることでも有名です。 |
● 寺社名 |
総持寺 |
● ご利益 |
料理上達 |
● 住所 |
大阪府茨木市総持寺1-6-1 |
● アクセス |
阪急京都線「総持寺駅」徒歩約5分 |
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