川崎大師厄除けの寺・神社

川崎大師

　厄除け祈願で有名な川崎大師。
　源義家に仕えた武将を父にもつ平間兼乗は、真言宗の熱心な信者でした。兼乗が４２歳の厄年を迎えたある日、兼乗の夢枕に弘法大師が立ちお告げを受けました。そのお告げに従い海に出て、光り輝いている場所に網を投じたところお告げの通り大師像を発見。兼乗は早速ささやかな草庵を結んで像をまつり、朝夕かかさず拝み供養を行っていました。
　ちょうどその頃諸国行脚を行っていた高野山の尊賢上人が兼乗のもとに立ち寄られ、この像とこの像にまつわる話をお聞きになられました。この霊験奇瑞に感泣された尊賢上人は、兼乗とともに建立したのが川崎大師です。

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東京別院　薬研堀不動院

　本尊の不動明王は、1137年に真言宗中興の祖、興教大師・覚鑁上人が、43歳の厄年を無事にすまされたお礼に刻まれたもので、紀州・根来寺にまつられていました。
　しかし1585年に豊臣秀吉勢の兵火に遭い、本尊を守るべく根来寺の大印僧都が本尊を背負って東国まで下り、当地にまつったのが薬研堀不動院のはじまりです。
　目黒、目白と並び江戸三大不動として知られる薬研堀不動院。1892年からは川崎大師の東京別院ともなり、現在も多くの方が厄除け祈願に訪れます。

● 住所

神奈川県川崎市川崎区大師町4-48

● ＴＥＬ

044-266-3420

● 時間

公式HPでご確認ください。

● 拝観料

参詣無料

● アクセス

・京急大師線「川崎大師駅」徒歩約8分

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