間食について
一見関係ないように思えますが、食事と集中力は深く関係しており、「いつ」「何を食べるか」で、その後の脳の働きが変わってきます。
ここでは小腹がすいた時、一息つきたいときにお勧めの食べ物を紹介します。
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- バナナ
バナナには、果糖やショ糖、でんぷんなど、様々な糖質が含まれています。そのため消化吸収にかかる時間が異なり、短時間でエネルギーになるものとゆっくりとエネルギーになるもののバランスが良く、即効性がありながら自然な形で長時間エネルギーを脳に供給することができます。またバナナには、気持ちを落ち着かせ、脳の働きを活性化するセロトニンの原料となるアミノ酸の一種「トリプトファン」が多く含まれています。
落ち着きやすく、集中力が向上するバナナは、受験生にお勧めの食べ物です。 - ココア
ココアの原料であるカカオに含まれるカカオ・ポリフェノールには、ストレスをやわらげてくれる効果があります。またカルシウムや鉄、亜鉛といったミネラルも豊富。血行を良くし、緊張をやわらげる効果があるといわれるテオブロミンという成分もカカオには含まれています。さらに、カカオの香りも癒し効果があり、受験勉強で疲れた心と体を癒し、整えてくれます。
間食注意Point!
勉強中、小腹がすいた時に、スナック菓子を食べるのはお勧めできません。スナック菓子を食べると、血糖値が急激に上昇し、空腹を満たすことはできるのですが、急激に上昇した血糖値を下げるためにすい臓からインスリンも大量に分泌されます。すると、今度は血糖値が急低下し、集中力の低下を招いてしまいます。
短時間で脳にブドウ糖を供給し、脳を活性化させたい試験直前に一口チョコレートを食べるのは効果的ですが、受験勉強など長時間集中する場合は向いていません。
小腹がすいたときは、消化に時間がかかり、血糖値の急上昇急低下を抑えてくれるバナナなどの果物がおすすめです。
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